AFICS-Japan 第一回SDGs講演会 

 

日時:2021年11月6日(土曜日)午前10時~11時30分(日本時間)
講師:葛西 健氏 世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局長 
演題:SDG3:WHO西太平洋地域におけるコロナ対策

AFICS-Japan 執行委員会は本年より新事業として、SDGs に関する講演会の開催の計画を準備してまいりました。本協会は、国際機関での役職から引退した私たちが、世界中で仕事に従事しておられる現役の方々から現状について学び、将来に国際社会で活躍される若い方とも学びあっていける、過去,現在、未来を繋ぐ集いの場となることを期しております。そこで、持続可能な開発目標(SDGs)に関して、これから数回に分けてSDGs の17目標の5Ps ―People, Planet, Prosperity, Peace, Partnershipのうちいくつかを、現役の国連職員をお招きし、現況を伺い、会員及びこれから国際機関を目指す方々との学びの場を設けます。

第一回の講演会には、Peopleに焦点を置き、世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局長の葛西 健先生をお迎えしてお話を伺います。現在進行形の感染症に関わるWHOの取り組みなどを伺いたいと存じます。

【次第】
09:50 am オンライン開場 (10分前)
進行担当:山崎 節子  AFICS-Japan  執行委員会メンバー

10:00 開会の挨拶   長谷川祐弘会長
10:05 講師紹介 山崎節子
10:10 基調講演
葛西 健氏   世界保健機関(WHO) 西太平洋地域事務局長

10:30 質疑応答 モデレーター 長谷川祐弘 AFICS-Japan 会長
11:25 総括、次回以降の催しの案内
11:30 終了

使用言語:日本語
尚、このオンライン講演会は録画し、会員に向けて公開する予定でおります。

【講師プロフィール】
葛西 健
世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局長

2018年10月におこなわれたWHO西太平洋地域事務局長選挙において当選。それ以前は、旧厚生省(現厚生労働省)に入省後、岩手県高度救命救急センターにて勤務。その後、厚生省保健医療局結核感染症課国際感染症専門官、厚生労働省大臣官房国際課課長補佐、宮崎県福祉保健部次長等を歴任。感染症や健康危機管理の専門家としてのWHOでの勤務は15年以上にわたり、アジア太平洋地域の新興感染症への対応や感染症危機管理対策の枠組み構築などに尽力。2006年WHO西太平洋地域事務局感染症対策課長として着任後、同地域事務局健康危機管理部長を経て、2012年WHOベトナム代表に就任。同国における公衆衛生に対する多大な貢献が認められ、2014年ベトナム政府から「国民のための健康勲章」を受賞。その後、WHO西太平洋地域事務局次長兼事業統括部長を経て、現職に至る。慶應義塾大学医学部卒業後、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院で修士号を、岩手医科大学で医学博士を取得。

【モデレーター】
長谷川祐弘 会長

日本国際平和構築協会理事長、京都国際平和構築センター長。 元 国連事務総長特別代表(東ティモール 担当)。カンボジア総 選挙 UNV 選挙監視団統括官(1993)、ソマリア国連平和活動 政 策企画部 長(1994), 国連開発支援活動調整官(南太平洋 1985- 86; ルワンダ 1995-96; 東ティモール 2002-06 年). 国連システム学術評議会 (ACUNS)東アジア連絡事務所長。日本 国連協会学術交流担当理事。 地球憲章アジア太平洋日本委員会 理事。ミシガン大学政治学学士 (1966)、国際基督教大学国際行 政学修士(1968)、ワシントン大学 国際関係開発論博士号(1984)。 法政大学法学部国際政治学科教授、 国連大学客員教授(2007- 13)、京都芸術大学特別教授(2020-)

【進行担当】
山崎節子

AFICS-J執行委員会委員。元国際連合開発計画(UNDP職員。UNDP本部財務部(米国)を含め、8か国(フィリピン、中国、スイス、ドイツ、ラオス、ベトナム、カンボジア)で開発協力、開発政策、国連改革、組織運営に従事。2016年退職。2020年3月まで京都大学大学院総合生存学館 特任教授。現在、世界気象機関(WMO監査監督委員会メンバー

参加を希望される方は、10月31日までに(afics.japan@gmail.com)へお知らせください。参加者には前日までに髙瀬千賀子委員 (chikako.takase@gmail.com)からリンクが送られてきます。

それでは、皆さまのご参加をお待ち申し上げております。