国連における日本人幹部職員増強

国連における日本人幹部職員増強に関する提案

 国連システム元国際公務員日本協会(AFICS-Japan)では、発足以来数度にわたる勉強会等を通じ、国連における日本人職員の強化、人材育成に関し検討を続けて参りました。国連発足70周年を迎えた今年に続き、来年は日本国連加盟60周年という大事な節目を迎える年でもあります。二つの歴史的に重要な時に、改めて官民が協力して人材育成に取組んで行く事が肝要であると感じております。 
 今回の提案は、とくに日本人幹部職員の増強をはかることが喫緊の課題であるとの認識のもとに、タスクフォースを設置して検討した原案を、AFICS-Japan執行委員会で審議してここに提案するものであります。外務省におかれましても、以前から課題として認識されてこられたこととは存じますが、この節目の年を迎えたいま、改めてご検討いただく事が大切と考え、ここに提案を提出いたします。私どもとしてもお役に立つ限り、外務省に協力して参りたいと考えております。
 なお、本提案の原案作成に携わったタスクフォースメンバーは、本会の会員である次の各氏であります。
     北谷 勝秀(元UNFPA ASG)
     久山 純弘(元UN ASG)
     千田 享(元WHO Administrative & Program Officer)
     山本 和(元UNICEF Comptroller)
 諸政策立案に当たり、ご参考としていただき、ご検討いただければ幸甚であります。

          AFICS-Japan 会長
          伊勢 桃代

国連における日本人幹部職員増強提案(最終)